イントロダクション
静岡の海のそばで、夫と5歳の息子と暮らすumi です。
元々は、急性期病院の看護師、いまはヨガと“暮らしを整える”ことを軸に、**自分と家族、そしてご縁のある方が『ちょうどよく整う』**毎日をお手伝いしています。
合言葉は「治すより、還る」。
ポーズとしてのヨガだけでなく、生き方としてのヨガを土台に、食事・日用品・環境づくりまで一緒に見直します。
モットーは?
- 事実と体験に基づく、等身大のリアルを伝える
- 本質からズレないこと
- いつも可能性に心を開いておくこと
でも、ここまでたどり着くまでには、失敗の数知れず・・・w
小学生の時から人生に絶望して投げやりだった私です。
白衣の中で命と向き合っていた頃
私は元々は看護師として17年間勤務していました。
小学校1年生のときの、強烈な手術体験がきっかけで「人の命に関わる仕事がしたい」と思い、看護師の道へ。
なんて書くと、純粋な白衣の天使、みたいなイメージを持たれる方もいるかもしれません。
全くの嘘ではないけど、高校生の頃の進路を決める際、CAになりたい、という思いもあったのに、勉強は嫌い、英語センス皆無、ビジュアルコンプレックスの上に「お金がない」が口癖の母を前に、競争率が高いCAではなくて、資格さえ取れば絶対になれる、且つ興味があった医療の道を選びました。
機能不全の家庭から一刻も早く脱出したかった。
それが本当の決め手でした。
小学校の卒業文集には、医師になりたい、と書いていたけど、進学校の中で天才of天才の人たちをみて、こーゆー人種が医学の道に行くんだ、と思ったし、そう言っておくと親が喜ぶから書いたような夢だったので、特にそこはこだわりなく看護学部へ。
学生時代は、令和の時代にこんな学生いるんだろうか?と思うような超貧乏生活で、奨学金とバイト代をやりくりして、実習中も生活のためにバイトを続けて、なんとか無事に卒業、看護師国家資格を取得しました。どのくらい貧乏だったか、というと、栄養失調で倒れて受診したことがある程度に、まぁまぁギリギリです。
学生時代の原因不明の症状だったりとか、珍事件については、また別の記事でご紹介しますね。暗黒時代の始まりw
今は、栄養カウンセリングが仕事になっているけど、その当時は、最も興味がない科目トップ3に入る栄養学が、人生を変えることになるとは、想像もしていませんでした。
看護師になり、配属された集中治療室(ICU・CCU)で、命の最前線に立った20代。その現場は尊くも、あまりに過酷でした。
学生時代には知りもしないような機械と、緊張感の中で、一番怖かったのは、患者さんの重症度よりも、ぶっちゃけ人間関係でした。
この辺のことは、おかげさまで人生における大切なことを気づかせていただいた感謝と、今となってはネタでしかないありえない話とw
話しだせばキリがないけど、でも社会人としての土台を育てていただいたこと、本当にありがたかったです。
人間関係も含めて、本当にキツイ環境の中で、食事が乱れ、人不足の三交代制で生活が乱れ、常に自律神経失調状態で、気力と責任感だけで働いていたあの頃、若さだけでなんとか乗り越えていたけど、
やりがいの裏側で、自分の心と体が音を立てて壊れていくのを感じていた頃、胸に腫瘍ができました。
自然療法との出会いと、揺らぎ
「このままじゃだめだ」
そう感じていた頃に出会ったのが、自然療法の治療院でした。
毎日のように、体にメスを入れたり、処置の介助をすることは、何も思わなくなっていたのに、いざ自分が手術という現実を突きつけられた時に、頭の中が真っ白になりました。
ぜっっっっっっっったいに、嫌。
強い拒否、拒絶。
避けるためなら、なんでもする。
その気持ちだけで、母に勧められた治療院へ高速使って片道2時間の道のりを、夜勤明けの眠気と格闘しながら週に1回通いました。
でも、迷ってる暇も、悩んでる暇もなかった。
とにかく言われたことを、言われた通りに実践していったら
好転反応はあったけど、体も心も驚くほど変わっていきました。
私、結構色々勉強してきたし、
人の命に関わる仕事をしているって、プライドもあったのに、
実は、本当のところ、
ほとんど何も分かってなかったじゃないか・・・
という、驚きと、でも医療だってなければ困るじゃないか、
それをずっと歯車の一つではあるけど、支えてきたじゃないか、
…そんな葛藤が、密かにありました。
でも、確実に病院という狭い枠の中だけでにいては
知ることすらなかった世界が、あるんだ、と知り
実際に言われた通りにやって、3ヶ月で胸の腫瘍は消えてしまった。
その事実から、原因は日々の生活の中にあるんだ、と体験から理解して
調べずにはいられなかったのです。
片っ端から、興味があること、おすすめされたことを学んで、
色々な食事療法や、アウターケア_主に日用品の見直しを実践しました。
よく調べもしないで、高額なものを買ったり、
正直詐欺のような案件も経験したしw
良いと言われることでも、ストイックにやりすぎてはダメなんだな、っていうことも自分の人体実験を通して理解して。
その時、その時に、アウトプットする、という形で、看護師の傍ら、複業として講師の活動を始めたのが32歳の頃。
今になってあの時のことを振り返ると、無知なのに、あんなに自信満々でよく言えたものだ、と思ったりもするけど、怖さがなくて、感動を伝えたい、という一心で、大切なことは日々の生活そのものと伝えたい一心で、動けてしまったのは、無知と若さと純粋さゆえ・・・
でも、そうやって活動を始めたことで、向き合ったのは結局自分の内側でした。どれだけ良いことでも、お金をいただくことにすごく抵抗があった。こんなに学んで惜しげなく分かち合っているのに、伝わらないのはなぜだろう?目立ちたくない、でもたくさんの人に伝えたい。
常に一致していない状態で、それでも動き続けることで、次のヒントや出会いに繋がり、一つ知って、また無知を知る、ということを繰り返してきました。
そういうことを繰り返す中で、言い換えれば、手当たり次第体当たりで経験を重ねてきた結果、ある時、ふと、気付いたのです。
本質は、自然療法も、医療も、全く同じだ、ということに。
そして、どうしてAさんには合うことが、Bさんには合わないのか?
どうしたら、自分にいちばん合った方法を見つけることができるのか?
その解が、たくさんの失敗と挫折と、成功体験の振り返りを通して、気付いた時の力の抜けた感覚というか、ホッとする感覚というか。
なーーーーーんだ、、、っていう感覚。
無駄なことなど、一つもない、と
やっと自分を許せた瞬間に、
このままの自分で、等身大のリアルで、この本質を伝えていこう、と思えたのでした。
その間、プライベートでは、結婚・離婚、再婚・妊娠・出産を経て、次第に「役に立つ人間でなければ価値がない」という思い込みが、徐々に剥がれていったことにも気づきました。
今は、ヨガレッスン、個別健康相談、おすすめの食品や日用品などホリスティックアイテムの販売、コーチングを中心に活動しています。
病気は、治すものではなく、治癒の過程を邪魔するものを取り除いて待っていれば、勝手に治ります。
というか、治す、ということに意識を集中しておくことができません。
意識を病気ではなくて、人生をどう生きていきたいのか?
私に人生において大切なことは何か?
具体的にどうやってそれを感じて、受け取っていくのか?
そういうことを日々意識して生活を整えていくと、
なぜ病気になったのか?という背景がよく見えてくるし
症状tは、排除するものではなく、自分を愛するためのきっかけに過ぎないからです。
また、自然療法が良い、悪い、医療が良い、悪い、ということも正直どうでも良いことで、土台ができていれば、どちらでも良いし、むしろ医療介入をした方が良いケースもあります。
全ては、人によって、タイミングによって、違うのだから、比べることに意味はない、と感じています。
これは、私が急性期医療に長く携わっていたから、ということも関係しているかもしれないけど、原因と解決策を外側に求めている時点で、すでに本質から外れていると思うからです。
今、大切にしていること
- 自分の感覚を信じること
- 毎日の何気ない暮らしの中に、癒しと気づきを見つけること
- 家族とともに、無理なく続けられる健やかな習慣を選ぶこと
- 専門家としてよりも、人としてハートで関われること
そしてなによりも──
「本当の自分」に還ることを怖れずに歩んでいくことを、大切にしています。
本当の自分に還る、って、言葉だけを聞くと、とても美しいこと、誰しもが求めていることではないか?と思います。
実際に、そういった言葉を見聞きする機会は格段に増えました。
でもそれは、本当は、無意識レベルで怖いことでもあると思います。
その怖さと対立するのではなく、怖さを受け入れて、共に前に進んでいくために、やっぱりヨガという生き方をなくして、これからの時代は生きていかれないのではないか。とすら思っています。
ヨガ、とは、ポーズをとる体操のことではなくて、
それはごく一部のことで、
本当の自分に還るための、生き方の指針みたいなものです。
私も、まだまだ道半ばで、ヨガレッスンを始めて3年目、自分がヨガを始めては4年目で、やっとヨガなんだ、と腑に落ち始めたという
非常にゆっくり亀の歩みで成長途中の者ですが、だからこそ、特にヨガに興味がない方にも、共感できることがあるかなと思っています。
このブログ運営の目的
このブログには、私の人生の中からこぼれ落ちた雫のような言葉を
ひとつずつ、そっと並べていきたいと思っています。
誰かを変えるためではなく、ただ、自分を偽らずに、正直に生きていくことの大切さを、体験ベースで、言葉で抱きしめるように届けたい。
海の音に耳を澄ますように。
ここが、あなたの心にひとしずく、やさしさが届く場所になればうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたします。
経歴・実績
- 看護師歴17年
- RYT200 Heart to Heart flow yoga Okinawa卒業生
- 蜂蜜療法家上級認定
- ホリスティックセルフケア講座主宰
- セルフコーチング講座主宰
- HORISTETIQUE蜂蜜正規販売代理店
- 自然療法実践歴15年
- アクアチューニング施術
- キネシオロジー(フィシオエナジェティック)
- バッチフラワーレメディ(バッチホリスティック研究会、MTTA、その他)
- ホメオパシー基本キットセルフケア講座主宰
- 精神科外来にてアロマトリートメント、カウンセリング担当歴
- その他資格多数
- 体質改善、栄養カウンセリング、ホリスティックカウンセリング対応件数2500件以上